において水深と水温の関係をみると、水深200メートルくらいまでの表層の水温は季節や海域によって大きな変動がある。
しかし、それ以深の深層水は表層よりも低温の冷水で、周年安定している。
海洋深層水の資源利用は、海水の温度差を利用した海水温度差発電ocean thermal energy conversion(頭文字をとりOTEC(オテック)ともよばれる)として考えられたのが最初で、1881年フランスの物理学者ダルソンバルJacques Arsne d’Arsonval(1851―1940)による。
以来、技術開発の歴史があり、2006年現在最新の実用実験としては、インドで1000キロワットの実験発電が進められている。
このインドでのプロジェクトは、インド政府と日本の佐賀大学により共同で進められていて、同大学の上原春男(1940― )の研究成果である海水温度差発電技術が用いられている。